【解説】いじめはなぜダメなのか
どうも、NNです。
今回は『いじめ』について書いていきます。
そして『いじめはなぜダメなのか』ということについても書いていきます。
はじめに
NNさんは自慢じゃないですが、いじめたこともありますし、いじめられたこともあります。
ですから、加害者・被害者の両方を経験をもとに個人的な意見として執筆しています。
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『いじめがダメな理由』
私的には3つの要素があると思います。
それは
・違法行為
・費用対効果が薄い
・レッテルを貼られる
この3つです。順を追って説明します。
・違法行為
→そのままの意味です。いじめは法に抵触します。脅迫、暴行、強奪、人権侵害、誹謗中傷、傷害、etc…
内容にもよりますが、まず何かしらの法に触れるでしょう。
未成年なら少年法が適用されるかもしれませんが、前科はつきます。10代から生涯『犯罪者』という肩書きがつけられます。
・費用対効果が薄い
→要はリスクが大きいということです。
加害者のみんな!
いじめは楽しいですよね。自分より圧倒的な弱者を気が済むまで痛めつけるのは快感です。反撃があったとて、十分対応できます。押さえつけて終わり。さらにボコボコにする。ストレス解消できて最高ですね。
…でもリスクを考えたことありますか?
私のいうリスクとは、被害者から反撃され逆に暴行されることじゃありません。
それは先述したように『法に触れる』ということです。
他にもありますよ?『PTAから弾糾される』『退学、退職を余儀なくされる』『SNSで悪者として世界に拡散される』などなど。
どれもこれも一発で人生が終わります。
『法に触れる』→犯罪者、世間から否定される。
『PTAからの弾糾』→学校・他生徒・親御一同から否定される。
『退学、退職を余儀なくされる』→転校、転職しようにも「ここでもいじめを起こすのでは」と拒否される。社会進出、復帰が困難。
『SNSでの拡散』→どこに行こうにも身バレする。住所、職場、学校、履歴が全てネットに晒される。もちろん家族や友人にも被害が及ぶ。世界からの否定。
…どうですか?これがリスクです。
デメリットだけ挙げても仕方ないので、今度はメリットを考えてみましょう。
『スッキリする』
これだけです。あれだけ大きなデメリットを抱えながらメリットはたったこれだけ。スッキリするだけ。
実はこのメリットも不確定要素を帯びています。
それは『罪悪感』の発生です。
人によりますが、少なくとも私はそうでした。
私は暴行など直接的なことはしていなかったのですが、それでも罪悪感は強く芽生えました。
もう少し具体的に説明すると
NNさんは、主犯格に乗っかって馬鹿にしていたんです。小心者です。
自ら進んでいじめを行ったわけではないのですが、確かにいじめはしていました。
主犯格ではないにしろ、罪悪感はとても大きいです。
「これはいじめではないのか」
「止めなくていいのか」
「このままでいいのか」
「これが原因○○が自ら命断つんじゃないのか」
などを考えてしまって眠れないこともありました。
いじめをしたところでスッキリするとも限らない。まさに百害あって一利なし。
・レッテルを貼られる
→これは先述した通りです。世間、家族、友人、学校、職場、世界…
様々なものから否定され『悪人』というレッテルを貼られます。これは消えません。
どれだけ世間や人様に貢献しても
「あいつ、いじめっ子らしいよ」
と言われ結局は否定されて終わりです。
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再度確認します。
…どうですか?
もう『いじめがダメ』とされる理由が分かったでしょう。
「かわいそうだから」とか「カッコわるいから」などの感情論ではありません。
理論的、倫理的、合理的観点から考察した結果が『いじめはダメ』なのです。
理解しましたか?
では理屈っぽくまとめましょう。
いじめはメリットがなく、リスクは膨大であり、その後の人生に甚大な被害をもたらす可能性が高い。
以上が『いじめがダメな理由』です。
この記事を拝見された読者のみなさんは、くれぐれも間違いを犯さないようにご注意願います。
じゃあね、